ルーガからポリへ(ヴィボルグ・コウヴォラ通過)

11回目の配送はフィンランドのポリへ水酸化ナトリウムを運びます。水酸化ナトリウムといえば、戦後の物資が乏しい時代を支えたラーメンに使用するかん水の代用品として使われていたようです。かん水の一つはとして、ヨモギなどの草を燃やたものを急激に冷やし、できた人工の岩を粉砕したものを煮たものの上澄み液があります。塩湖から湧き出た混合炭酸塩を水に溶かした唐灰汁もかん水の一つですね。

かん水は主に中華麺に使用され、うどんなどの料理には用いられません。このあたりは文化や土地の違いなんでしょうね。

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コトリン島(南部)

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コトリン島(南部:其の弐)

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ヴィボルグ近郊

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フィンランドーロシア国境

以上